甘酒の保存方法を紹介。

大量買いしたときは冷凍保存

甘酒が健康にいいと評判になり九重味噌でも大量買いをするお客様が増えてきました。そこで気になるのが甘酒の保存方法です。

取扱い上の注意や、性質、栄養価などを踏まえて保存方法が何故、冷凍をおススメするのか解説します。

甘酒の冷凍保存

冷蔵ならどれぐらいもつの?

ご家庭でヨーグルトメーカーや炊飯器を使って米麹から作った自家製の場合は、一般的に冷蔵保存で1週間程度と言われています。日数が経過するにつれて褐変して甘酒がやや黄色くなってきます。

褐変は保存温度が高いと進行が速くなりますが、冷蔵保存していても徐々に褐変が進んでしまいます。

専門家に質問しても、見た目の色や生菌数などの変化から言って甘酒の日持ちは1週間程度になるという声が普通です。

スーパーなどで市販されている甘酒は加熱処理がされていて長いもので賞味期限6カ月などありますが開封後は早めに召し上がる注意書きがあります。家庭で米麹から作った甘酒を加熱沸騰させると1週間以上保存することができますが、少し持ちが長くなる程度です。

火入れ加熱すると甘酒が…

火入れすることで甘酒が日持ちするようになりますが、甘酒の恩恵である消化酵素や麹菌、ビタミン類は効果が半減します。

麹菌は50~60℃で死ぬと言われており、消化酵素は高温になると変質して効力が失活します。ビタミン類は野菜のビタミンと同じで加熱することで減ってしまいます。

体の健康のために始めたのにそれでは意味がありません。

甘酒の取扱い注意

甘酒はブドウ糖が豊富に含まれています。雑菌が入ってしまうとブドウ糖を餌にして繁殖が速いので傷みが早くなります。食中毒になると大変ですので注意が必要です。

火入れ加熱処理は殺菌ができるので合理的な保存方法といえます。

ただし、加熱処理してもブドウ糖は健在ですので加熱後の取扱いにもご注意を。

甘酒は冷凍保存が一番いい

甘酒の栄養素、雑菌が繁殖しやすい食品と言うことで保存方法としては冷凍が最善です。

冷凍しても栄養素や味には影響がありません。雑菌は0℃以下だと繁殖できなくなります。

ただし限られた冷凍庫のスペースです。甘酒に占領されてしまうと他の冷凍食品が入らなくなるデメリットもあります。解凍は冷蔵庫でしますので時間がかかるのも手間です。

実際に甘酒を冷凍してみる

容器に移し替えると便利

九重味噌、甘酒の外装です。簡易の薄い袋

ここでは九重味噌の「手作り生甘酒(無添加・2倍濃縮)」を例に冷凍してみました。

火入れ加熱処理していない生の甘酒です。濃縮タイプなので薄めてから火入れ加熱する保存よりも、冷凍の方が栄養素が損なわれないのでおおススメです。

九重味噌の甘酒は簡易のビニール袋に入っています。薄い素材なので柔らかく使い勝手は良くありません。

この包装のまま冷凍すると、そのままの形で凍ってしまいますので解凍する場合は一袋まるまるを解凍します。

一手間かけて容器に移し替える

タッパー容器に甘酒を移し替えて冷凍してみます。

2重袋になっているので外側の袋から内側袋を取り出します。

甘酒の袋の下端を切る

九重味噌の甘酒、商品外装です。

取り出した袋を逆さまに置いて中身の甘酒が邪魔にならないように寄せてから、内側袋の下の端っこを適当にハサミで切り開け口を作ってやります。

甘酒を容器に絞り出す。

甘酒をタッパー容器に絞りです。

タッパー容器に甘酒を絞り出していきます。

上手く絞り出すポイント

最初の状態の袋は甘酒がパンパンに入っているので、ある程度、袋が痩せてくるまで手で握って甘酒を出してやります。

次に袋の上が輪ゴム止めされています。そこを指でつまんで上からネジリながら下へ下へと進んでいきます。最終的には切断した袋の下端っこまで行きます。

そうするとほとんど袋に甘酒が残ることなくキレイに搾り取ることができます。無駄が出ないのでお勧めですし後々の使い勝手もタッパー容器の方がやり易いのでおススメです。味噌でも同じ方法が使えますのでご参考に。

冷凍するとこんな感じになります。

甘酒を冷凍する

冷凍した甘酒はスプーンですくうことができます。

冷凍後の甘酒は少々硬いですがスプーンですくい出すこともできる硬さなので、必要分だけ冷凍甘酒を取り出して解凍することができます。タッパーを小分けにすると冷凍スペースが要るので、大きなタッパーで全て冷凍して後はスプーンで小出しに解凍すると省スペースです。

甘酒冷凍後の注意点

ガラス容器は使わない
スプーンで必要分だけ甘酒を取り出す際に誤ってガラス容器を割ってしまう恐れがありますので、容器はプラスチックか割れない素材の物を選びましょう。

甘酒の保存方法~まとめ~

甘酒の冷凍保存でしたが、いかがでしたか?

健康志向で甘酒を毎日飲まれる方には保存方法が悩みの種だったと思います。賞味期限の長い1食用の甘酒は保存はしやすですが、割高の商品もあります。そこで大容量の甘酒を買っても次は保存に悩むのです。

こうして冷凍保存することで甘酒本来の栄養素や効果を失うことなく保存し必要分だけ取り出せたら便利ですね。火入れ加熱するとせっかくの栄養素も半減してしまいます。

更に2倍濃縮甘酒を選べば省スペースにもなりますのでお勧めです。

ただし、ストレートの甘酒は水分量が多いのでカチカチに凍って2倍濃縮と同じようにスプーンで必要分量だけを取り出すことができないかもしれません。その場合はタッパー容器一つ丸ごと解凍して下さい。

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投稿者プロフィール

九重 彰寛web担当
白味噌専門の九重味噌。web担当をしています。

兼、取締役をしています。主にホームページの更新・作成と、味噌製造、店頭応対もしております。

日頃のお客様から頂くご質問や、そこから感じたこと、日々の白味噌について知って頂きたいことなどを配信していきます。