白味噌(西京味噌)の作り方を紹介 九重味噌

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白味噌、味噌の作り方を詳しく紹介します。
すべて見せます九重味噌の製造工程。

白味噌の製造工程は作業人数2以上で行います。

九重商店は創業明治元年以来、120年間にわたり手作り白味噌を作ってきました。 今もなお昔ながらの麹蓋を使用した麹蓋製麹法による作り方を守り、 手作り米麹を使った白味噌、味噌を作っております。

手作り味噌とは、作り方に定義があります。 麹蓋を使った麹蓋製麹法で作った米麹を使い、 熟成は、人工的に品温を調整せずに自然の気候のまま熟成させる天然醸造 であることが条件になります。以上の作り方の条件を満たした味噌が手作り味噌と表示ができます。

ここでは白味噌作りの作り方を詳しく紹介していきます。 九重味噌では一度に生産できるお味噌の量は600kg程度です。 これは麹を作る室と呼ばれる部屋の容量により制限されます。 他の味噌屋サイトでは見られない白味噌作りの風景、写真 などを交えつつ、 手作り味噌の作り方を詳しく紹介します。

白味噌作りの職人 味噌の作り方 白味噌作りの工場 味噌の作り方

白味噌の製造工程表

以下の日程表が白味噌の作り方の基本です。

これは九重商店で行っている白味噌作りの実際の日程です。白味噌は5日間で完成します。 各作り方工程の詳細は以下のマップをクリック。家庭での味噌の作り方の参考にもなるかと思います。

白味噌の製造工程 白味噌作り 味噌の作り方、米洗い 味噌の作り方、米浸し 味噌の作り方、大豆脱皮 味噌の作り方、米蒸 味噌の作り方、冷却種付 味噌の作り方、引込み 味噌の作り方、床もみ 味噌の作り方、米麹盛り 味噌の作り方、米麹手入れ 味噌の作り方、塩量り 味噌の作り方、大豆洗い 味噌の作り方、大豆浸し 味噌の作り方、米麹完成 味噌の作り方、塩きり 味噌の作り方、大豆煮 味噌の作り方、仕込攪拌 味噌の作り方、味噌すり 味噌の作り方、冷却 味噌の作り方、酒精添加 味噌の作り方、出荷

白味噌の各製造工程作り方の詳細

味噌作りの詳細を解説。重要工程、作り方は更に詳細に解説します。

大豆脱皮 白味噌の作り方1

白味噌作りの第一歩です。大豆の皮を右写真の大豆脱皮機で剥いていきます。 大豆の入った30kgの袋を6袋、つまり180kgの大豆を約1時間かけて丁寧に剥いていきます。 白味噌作りの基本です。

一般的に白味噌では必ず大豆の皮を剥きますが、 赤味噌の場合は、大豆の皮を剥かず洗浄だけし使用する作り方が一般的です。 白味噌では大豆の皮を剥きキメ細かく仕上げます。

作り方 大豆脱皮の詳細へ
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白味噌用の大豆を脱皮する機械 味噌の作り方
白味噌は大豆の皮を剥きます。白味噌独特の作り方です。

米、大豆洗い  白味噌、味噌の共通の作り方2

味噌の作り方の第2歩。主原料の米を洗います。表面に付いた汚れ、 異物を洗い流します。右写真の米洗い機に30kgの米をいれ水を加えながら攪拌します。 3〜4回ほど水替えをして十分に洗います。注意点は、洗い過ぎると米が砕けて、 蒸すと粘りが出すぎるので適度に素早く洗うことが重要です。 洗い終わった米を水槽に移し水に浸します。

同じ機械で大豆も洗います。これは少し後の工程ですが、 脱皮した後の大豆を仕込みの前日に洗います。 米洗いと同じ機械を使います。 米洗いと違う点は、脱皮しきれず残った皮を洗い流すことです。 米と違い、大豆の場合は時間をかけて徹底的に洗います。 白味噌の作り方の基本です。


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白味噌用の米、大豆を洗う機械
味噌作りの要、洗い機。

米浸し  白味噌、味噌の共通の作り方3

米を浸す時間は味噌の作り方で最も重要な所。 洗浄した米は水槽へ入れられ、水に浸します。 ここで米に水を吸わせて翌日の米蒸に備えます。 水に浸す時間は、米の産地、季節、気温によって決めています。 国産米は水を吸い易いので短く、外国産はその逆です。 夏場は気温が高く水が悪くなるので気温の下る夕方から夜にかけて浸します。 仕上がり次第では、今後、味噌の作り方に大きく影響します。


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米を浸す 味噌の作り方
味噌の作り方、米を水に浸し米蒸に備える。

米蒸  白味噌、味噌の共通の作り方4

いよいよ白味噌作りと言った感じです。 白味噌、味噌の共通の作り方、 前日に浸しておいた米を蒸釜に移し変えボイラー蒸気で 蒸します。約1時間20分蒸します。 蒸釜は直径1.2m、深さ1mほどのホーローの釜です。 蒸気を底から出し、上に立ち昇らせ米を蒸します。 写真は蒸しあがった米を冷却用のコンベアに移す様子です。 作業中は常に蒸気にさらされ、暑さで目まいがします。


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前日に浸した米を蒸す 味噌の作り方
白味噌の作り方 蒸しあがった米を掘り起こします

冷却、種付  白味噌、味噌共通の作り方5

蒸しあがった米はホーロー釜から冷却用ベルトコンベアーに移し冷却します。 次にコンベアーを降りた米に麹菌を満遍なく ふりかけていきます。 写真は冷却ベルトコンベアーと、その後ろにあるのはホーロー釜です。 ここで満遍なく麹菌を振り掛けないと旨く麹ができません。白味噌の作り方で重要な工程です。

冷却、種付と次の引込みという作業は、ほぼ同時進行、連続した作業になります。

白味噌作りの種付の詳細へ
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米の冷却、種付、白味噌の作り方
共通の作り方 冷却した米に麹菌を付けていく

室での米麹作り  白味噌作りの最重要工程

引込み (白味噌作り室での作業)
種付の終わった米を、20mほど離れた室(むろ) という麹を作るための専用の部屋へいっきに運びます。 室の中には床(とこ)という水槽形の場所があり、 そこに米を入れます。 米の温度が下らないように素早く運び込みます。白味噌の作り方でも重要な場面。
引込み
床もみ (白味噌作り室での作業)
引き込んだ米を数時間寝かしたあと、床もみを行います。 粉砕機を使い団子状に固まった米を砕きほぐして行きます。 種付した米の均一化、新鮮な空気を与える目的です。白味噌の米麹の作り方では必須。 この作業も出来るだけ素早く行い品温が下るのを防ぎます。 翌日の米麹盛りまで室温28℃前後に保ちます。
床もみ
米麹盛り (白味噌作り室での作業)
早朝、床(とこ)にある米を麹蓋に盛り分けていく米麹盛りの作業です。 このときは米の表面が白くなり米麹らしくなって来ます。 麹蓋とは60×25cm、深さ5cmの木製の入れ物です。全部で150枚以上あり、 一つ一つ升で量り米麹を盛っていきます。 それを立積み15段に積み上げ2時間ほど寝かします。白味噌米麹の作り方もまもなく終盤。
盛り
米麹手入れ (白味噌作り室での作業)
15段に積み上げた麹蓋を上段下段の品温差があるため入れ替えの作業をします。 ここから3時間ほど寝かせます。
次に麹蓋に盛られた麹を手でほぐし、平らに広げ波模様を付けていきます。 米麹に新鮮な空気を与え、更に麹菌の繁殖を促します。 それを150枚全ての麹蓋に行い、 交互にずらして約12段済みにし室温28℃を保ちつつ翌日まで熟成させると米麹の完成です。 白味噌の作り方で一番大切な工程が終わります。
米麹手入れ
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引込み 白味噌の作り方
種付した米を床に引込む
手入れ 白味噌の作り方
白味噌の米麹作り
米麹盛り 白味噌の作り方
米麹が麹蓋に盛られた直後

塩量り 白味噌の仕込みの準備

仕込みの前日に塩を準備します。塩はg単位まで細かく量ります。 白味噌の塩分は一般のものでも5%、九重の白味噌では4.1%以下です。 ほんのわずかな差が白味噌の成分に影響します。 赤味噌とは違い白味噌の作り方は繊細。 九重の白味噌では一回の仕込みで塩を多い白味噌で約29kgを使います。 九重の赤味噌では約100kgほどの塩を使います。赤味噌と白味噌ではこんなに差があります。

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大豆浸し 白味噌仕込みの準備 味噌共通の作り方

翌日の仕込みに向けて洗い終わった大豆を煮釜に入れ水に浸して水をすわします。 大豆は水を含むほど大豆が柔らかく煮上がります。 白味噌でも赤味噌でも十分水を吸わせる作り方がベスト。

新大豆は水を吸いやすく、煮上がりの時間が早く済みます。 古大豆は逆に煮上がりが遅くなります。


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白味噌仕込みの前日 大豆を水に浸す作り方
大豆を煮釜にいれ水に浸す。

米麹完成 麹落とし 白味噌仕込み当日

早朝、5時に米麹は完成し室(むろ)から出します。 糀蓋を9枚積を16列に整列し糀落としの準備をします。

ポリ桶に糀蓋一枚一枚を丁寧に落としていきます。 すべて落とし終えたら、各ポリ桶に昨日に準備した塩を入れていきます。 これで塩きりの準備ができました。 先に米麹と塩を混ぜるのは味噌作り共通の作り方。


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白味噌仕込みの準備 麹落とし 白味噌の作り方
完成した米麹を麹蓋から出す麹落とし。

塩きり 白味噌仕込み前の準備

塩きり準備のできたポリ桶を攪拌機に入れ米麹と塩を均一に混ぜます。 このとき混ぜる時間が長いと、米麹の粒が潰れて、粘りが出てくるので良くありません。 糀を軽くにぎり、手を開くと簡単に崩れるぐらいがベストです。 風味を封じ込める作り方です。

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大豆煮 白味噌仕込み前の準備

前日から煮釜で水に浸しておいた大豆を煮ます。 米麹落とし、塩きりの作業と平行して行います。 味噌の作り方も、忙しい工程。

大豆を脱色や、着色なしで白く鮮やかに仕上げるために煮汁の水替えを4回行います。 白味噌作りでは米麹作りに並んで重要な工程の一つです。

大豆煮の詳細へ
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味噌の大豆煮 作り方
白味噌の大豆煮工程は特殊

仕込み攪拌  白味噌の作り方

いよいよ白味噌の仕込みです。 塩きりをした米麹と、煮上がった大豆を攪拌機で混ぜます。 水飴などの甘味料を入れる白味噌はここで入れます。 また、味噌の硬さは種水の量で決めます。 白味噌の全体的な硬さを決める作り方の重要な部分。 仕込が終わると一日熟成し、味噌すりに移ります。

仕込み攪拌の詳細へ
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味噌の仕込み攪拌 作り方
塩きり、仕込み、アルコール添加など白味噌作りのいろんな場面で活躍

味噌すり  白味噌の細かくすり潰す

昨日に仕込んだ白味噌を漉し機にいれすり潰していきます。 右の写真のように上から味噌を入れ、機械の前方から潰された味噌が出てきます。

機械の中にはボイラー蒸気の通るジャケット(通路)があり、 そこを蒸気が通ることによって味噌の通る通路が熱せられます。 白味噌の場合は80℃前後、赤味噌、赤だし味噌の場合は100℃近くになります。

白味噌はあまり高温に熱しすぎると、赤黒くなり白さが失われるほか、 硬くなってしまいます。ボイラー蒸気の量を調節し、 漉し機の前方のすり潰すための臼の微調節が大切です。 白味噌の作り方で最も難しい工程の一つです。

以上の味噌を加熱することを火入れといい、酵母菌を弱め異常発酵を防ぐ効果があります。 また、一般生菌を殺す効果もあります。白味噌の品質を維持しつつ、 限界まで加熱することで、長持ちする白味噌ができます。

冷却
すり終わり熱せられた白味噌は、冷凍庫で急速に冷却します。 白味噌を30kg弱に容器に分けて、冷凍庫で定期的に攪拌し冷却します。

理由は次の酒精添加でアルコール分が蒸発しないように品温を下げます。 また、品温が高いまま放置すると白味噌は赤黒くくすんだ色になりでき上がった白味噌の色が冴えなくなります。 素早く冷却するのが九重の作り方。


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白味噌の味噌すり機 作り方
白味噌の味噌すり機 味噌の作り方
粒の白味噌をすり潰し細かくなめらかにし、同時に加熱処理をする機械

酒精添加  白味噌の保存を良くする

酒精添加は味噌にアルコールを添加し、 保存性を高める作業です。味噌すりでの火入れと、 アルコール添加で発酵を抑えることができます。火入れだけでは不十分です。

同じく攪拌機を使います。冷却した30kgの白味噌の容器を攪拌機に一つ一つ入れていきます。 もちろん味噌はキレイに容器に残らず入るわけではありません。 容器に残った白味噌をゴムベラで丁寧に取っていきます。 冷えて固まった白味噌を取るには強い握力が要ります。 作り方でも一番握力が要ります。


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白味噌の酒精添加
仕込み攪拌、塩きりで使った攪拌機を酒精添加でも使います。

出荷  白味噌販売

こうして白味噌は5日目の夕方に完成し、 所定のケース、ポリ桶に充填梱包され業務店様、 一般小売のお客様のもとに届けられます。 全ての白味噌の作り方いかかがでしたか。


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白味噌の出荷 作り方
完成した白味噌は店頭量り売り小売、県内スーパー、業務店様へ出荷されます。
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